しゃっくりでペースメーカーが原因とは？
しゃっくりは、誰にでも起きる生理的な現象です。
横隔膜の痙攣によるもので、その原因は様々にあります。
様々な原因がありますが、ペースメーカーが原因となって、
しゃっくりが起こる事はあるのでしょうか？
ペースメーカーを入れてからしゃっくりが出るようになった気がする、
という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、
ペースメーカーが原因でのしゃっくりについて紹介します。
ペースメーカーとは
ペースメーカーとは、脈の弱い患者さんを治療する目的で、
先端技術の枠を結集して作られた精密医療機器です。
ペースメーカーを植え込むのは、
洞結節と呼ばれる自然のペースメーカー部分の異常がある場合に行います。
洞結節からの興奮が起こらない、怒りにくい状態や、
刺激伝道系の途中が切れて心室に興奮が伝わらないなどで、
脈が遅くなる疾患があるのです。
このような、
徐脈性不整脈における調律の異常を補正するのです。
このペースメーカーの信頼性は非常に高く、
日本でも多くの患者さんがペースメーカーを植え込んでいます。
ペースメーカーを植え込むことで、多くの症状を改善し、
日々の生活の質を向上させることが可能となります。
ペースメーカーとしゃっくり
心臓などに疾患を抱えている方の中には、
ペースメーカーを植え込んでいる方もいます。
そのような方にとってペースメーカーは、
生命維持のために重要な役割を果たしています。
そんな大切なペースメーカーですが、
実際に植え込んでから、
しゃっくりが頻繁に出るようになったと訴える方は多くいます。
原因としては、ペースメーカーの電気刺激が考えられます。
主にペースメーカーは、電気刺激を送るものです。
横隔膜がその刺激を受けて、
しゃっくりが出てしまうことがあるのです。
また、ペースメーカーを植え込んでから数年間後に、
しゃっくりが多くなるという事もあります。
対処法とは？
ペースメーカーが原因でしゃっくりが出る場合、
どのような対処法があるのでしょうか。
対処法としては、
・電極の位置を変えてみる
・刺激を弱くする
などが挙げられます。
一度医師に相談をして、
電池交換などの時期であれば合わせて調節してもらいましょう。
・・・いかがでしたか？
このように、しゃっくりはペースメ-カーが原因で起こることがあるのです。
特に命に関わることではありませんが、
担当の医師に相談する必要があります。
しゃっくりが止まらないなど、
具体的に話せるようにしましょうね！