抗癌剤 副作用 しゃっくり

抗癌剤の副作用でしゃっくりとは?

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しゃっくりの原因は様々です。
普段私達が経験するしゃっくりの大抵は,
横隔膜が痙攣をした際に出るのがほとんでですが、
中には病気が原因でしゃっくりが出ている時があります。

 

その中でも癌治療で使われる抗癌剤の副作用が原因で、
引き起こしているしゃっくりがあるのですが、
その場合の対処法はどうすれば良いのでしょうか?

 

抗癌剤の副作用でのしゃっくりは?

 

抗癌剤でよく知られているお薬が「シスプラチン」と言われていますが、
よく効くお薬なだけに副作用も免れないです。

 

特に言われている、吐き気や腎臓への負担、
骨髄機能障害や神経障害など怖いように言われていますが、
最近ではその副作用が起こらないように対策しながら、
治療が出来るようになってきました。

 

しかし、どうしても副作用として出てしまう「しゃっくり」は、
今の所は仕方がないとも言われています。
普通のしゃっくりとは違い、とにかくしつこいのが特徴で、
薬物療法で止めるという方法が病院ではされています。

 

ただ、抗癌剤を投与したからといって、
全ての人がしゃっくりに悩まされるわけではありません。
確率的にいっても1%位だと言われているので、
どうしても辛い時は我慢せずに薬物療法に頼るべきだと思います。

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しゃっくりを治す特効薬がある訳ではないのですが、もし続いてしまったら
「抗癌剤の副作用が当たってしまったな!」
という気持ちで治療をするしか今の所解決はないのです。

 

抗癌剤投入中のしゃっくりの止め方

 

しゃっくりを止めるには抗癌剤を止めるしかないのですが、
癌の治療をしている限りそんな訳にもいかないですよね!

 

そんな時に使われるお薬、柿蒂湯(シテイトウ)があります。
昔からよく使われる方法で果物の柿のヘタから作った漢方薬が、
身体に負担も少なく良く効くというのです。

 

柿のヘタにはヘミセルロースという食物繊維が含まれており、
繊維なので内内では溶けず胃腸の中でとどまります。
その原理を利用し筋肉の痙攣を起こりにくくする作用があるんです。

 

もちろんこの方法、普通のしゃっくりにも利用できる方法なので、
しつこいしゃっくりで悩んでいる方にもおすすめしたい漢方です。

 

また、薬物として使用されてるクロルプロマジンや、
メトクロプラミドなども用いられることが多いので、
何が自身の身体に合っているのか、まずは主治医と相談してみて下さい。

 

抗癌剤でなぜしゃっくりが出るのかは、はっきりとしたものはないのですが、
身体に負担がかかっていて辛い状況なんだと理解し、治療しましょう。

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