しゃっくり 耳 痛い 原因 対処法

しゃっくりで耳が痛い原因と対処法とは?

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しゃっくりは、誰でも経験したことのある現象です。
自分では調節することができない現象ですが、
大抵の場合は、しばらくすると自然に治まります。

 

そんなしゃっくりが出た時に、耳の痛みを伴ったことはありませんか?
何か病気なのでは?と不安になるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、
しゃっくりで耳が痛い原因と対処法について紹介します。

 

耳の痛みの原因

 

横隔膜と耳との間には、解剖学的なつながりが基本的にありません。
そのため、解剖学的な視点からは、
しゃっくりと耳の痛みとの関連性は説明できないのです。

 

しかし、少し視点を変化させて、
生理的な機能の側面から見るとメカニズムが説明できるのです。

 

耳の痛みの原因となるのは、
「中耳炎」が最も可能性が高い疾患です。

 

あらゆる世代に発生するこの疾患ですが、
中でも子どもに多い傾向があります。
大人よりも未熟な存在で、
免疫力が十分でないからです。

 

症状としては、
・発熱
・痛み

 

が主体ですが、軽度の場合は症状がはっきり現われないこともあります。
軽症患者においては、中耳炎になっていると気づいていないケースがあるのです。

 

しゃっくりと耳の痛み

 

軽度の中耳炎になっていた時に、
しゃっくりが発生すると急速に内圧が高まります。
そのため、痛みが発生するのです。

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同様に、中耳炎の症状が進行している患者の場合も、
力を入れていきむだけで痛みが増強します。

 

また、耳と鼻をつなぐ「耳管」が詰まったり、
通りが悪くなったりしている可能性も考えられます。

 

耳管が詰まると、
鼓膜の外側と内側の気圧の調節ができないので、
耳に痛みを感じます。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎などで、
鼻づまりが起きると耳管がつまってしまうことがあるので注意が必要です。
放置してしまうと、滲出性中耳炎になる可能性もあります。

 

滲出性中耳炎は、
慢性化したり繰り返したりしやすいので、
早めの治療が大切となるのです。

 

対処法とは?

 

しゃっくりをして耳が痛いと感じた場合は、耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
軽症のうちに治療することができれば、負担も少なくすみます。

 

また、耳鼻科では耳の検査をすることができます。
耳管が詰まっていないか、
必要とあればCTなどの検査を受けて原因を突き止めることが大切です。

 

・・・いかがでしたか?
このように、しゃっくりで耳が痛い場合の原因は、
耳の疾患の可能性があるのです。

 

我慢せずに、
きちんと耳鼻咽喉科を受診して
検査してもらうようにしましょうね。

 

また、検査結果が異常なしでも、
症状が改善されない場合は、
他の耳鼻科を受診することをおススメします。

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