しゃっくり 原因 癌

しゃっくりの原因で癌の場合とは?

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しゃっくりが止まらないという経験は、
誰にでもあるものです。

 

一時的にしゃっくりが出ることはよくあるけれど、
それが止まらないと上手くしゃべる事が出来ないし、
何事にも集中できないものです。

 

また、何か重大な病気ではないか?
と不安になるでしょう。

 

確かに、止まらないしゃっくりの中には、
重大な病気が隠れている場合があります。
そこで今回は、しゃっくりの原因で癌の場合について紹介します。

 

病気のしゃっくりの種類

 

病気が原因となるしゃっくりは、
・末梢性しゃっくり
・中枢性しゃっくり
の2種類に分けられます。

 

末梢性しゃっくりとは、
横隔膜に近い臓器が炎症を起こすなどして悪影響が生じた時、
それが横隔膜への刺激となって起きるしゃっくりです。

 

中枢性しゃっくりとは、中枢神経が刺激されることで怒るしゃっくりです。
それぞれのしゃっくりで、考えられる病気が違ってきます。

 

末梢性しゃっくりの原因となる病気

 

末梢性しゃっくりの原因となる病気としては、
・肺炎や肺がん
・肝臓がん、胃がん、食道がん
などが挙げられます。

 

癌が考えられる場合は、
末梢性しゃっくりが起こるのです。

 

症状としては、
・肺炎や肺がんの場合

 

肺に病気が発症すると、
横隔膜神経を刺激してしゃっくりが止まらなくなる事があります。
咳が止まらない、呼吸困難などの症状が併発することもあります。

 

・肝臓がん、胃がん、食道がんなどの場合

 

横隔膜に近い消化管の腫瘍や炎症は、
横隔膜を直接刺激してしゃっくりが止まらなくなる 事があります。

 

胃がんの場合は、胃の不快感や食欲不振、
食道がんの場合は、熱いものを飲み込むとしみる、
という症状が併発することが多いです。

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末梢性しゃっくりが出る病気は、しゃっくり以外にもサインとして出ているのです。
しゃっくりが止まらない時は、少し注意して他の症状がないか、
確認することが大切なのです。

 

中枢性しゃっくりの原因となる病気

 

中枢性しゃっくりの原因となる病気としては、
・アルコール中毒
・脳腫瘍、脳梗塞
などが挙げられます。

 

アルコール中毒の場合、アルコールがしゃっくりを引き起こす原因となっています。
一時的な飲酒であれば、しゃっくりも自然になくなるので問題はありません。

 

しかし、アルコール中毒の場合は飲酒を繰り返すので、
しゃっくりが度々生じるのです。

 

そして、繰り返すしゃっくりによって、
横隔膜は痙攣しやすくなってしまう悪循環に陥ってしまうのです。

 

脳腫瘍や脳梗塞の場合は、
脳が全ての中枢となる部分なので、中枢神経が刺激されます。

 

中枢神経が刺激されると、体中のあらゆるところに影響を受けます。
しゃっくりは、その影響の1つなのです。

 

そのため、しゃっくりの他に
・頭痛
・吐き気

 

・嘔吐
・視力低下
などの症状も併発します。

 

中枢性しゃっくりの場合も、
脳の病気に見られる症状が併発していないか確認する必要があるのです。

 

・・・いかがでしたか?
このように、癌が原因のしゃっくりは末梢性しゃっくりなのです。
症状はしゃっくりだけでなく、癌ができた部位によって様々な症状が併発します。

 

このしゃっくり以外の症状を見落とさず、
気づいたらすぐに受診することが大切です。

 

長時間止まらないしゃっくりが出た場合は、
その他の症状がないか気をつけて確認するようにしましょうね!

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