しゃっくり 腎臓病 関係

しゃっくりと腎臓病の関係とは?

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突然しゃっくりが出始めて、
中々止まらないという経験はありませんか?
誰にでも経験があるであろう「しゃっくり」
大抵は、いつの間にか治まっている現象です。

 

しかし、しゃっくりがいつまで経っても
止まらない時は注意が必要なんです。

 

では、止まらないしゃっくりは
腎臓病とは関係があるのでしょうか?
そこで今回は、
しゃっくりと腎臓病の関係について紹介します。

 

腎臓病とは

 

腎臓は、尿を作るだけの臓器ではありません。
他にも、

 

・体内の塩分・カルシウムの量のバランスをとる
・血圧の調整
・ホルモンの分泌
・ビタミンDの活性化

 

など、生命活動に欠かせない
多くの機能を持った臓器です。

 

腎臓は、組織の一部が壊れたとしても、
すぐに他の部分が代行するため、
なかなか病気の自覚症状が現われません。

 

しかし、現代は生活習慣病の影響で、
糖尿病腎臓症や腎硬化症などになる人が
増えています。

 

腎臓病は、あまり知られていませんが、
生活習慣病の1つである側面があるのです。
腎臓病の種類としては、

 

・急性腎炎
・慢性腎炎
・急性腎不全

 

・慢性腎不全
・ネフローゼ症候群
・IgA腎症

 

・糖尿病腎症
・痛風腎
・腎硬化症

 

・水腎症
・腎腫瘍
その他、様々な病気があげられます。

 

しゃっくりと腎臓病

 

腎機能が正常の約50%以下になった状態を、
腎不全と言います。
腎不全を診断は、腎臓が悪い上に

 

・貧血
・等張尿
・血圧上昇

 

の3つの所見が認められることが
参考になります。

 

等張尿とは、健康な人が水分を制限した場合、
尿の比重が1.025以上
水分を多量に飲んだ場合、
1.002以下となります。

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しかし、腎不全の状態のときはいずれの場合も、
1.010前後に固定されるのです。
この状態を、等張尿と呼びます。

 

腎臓病の症状としては、
・なんとなく腫れぼったい
・食欲がない
・顔色が悪い

 

・吐き気が続く
・尿が薄く量が多い
・皮膚にかゆみがある

 

・口がアンモニア臭い
・しゃっくりが良く出る
・おできが出来やすい
などがあげられます。

 

しゃっくりが頻繁に出ることも含め、
これらの症状が見られる場合には、
すぐに病院を受診するようにしましょう。

 

治療としゃっくり

 

しゃっくりは、腎臓病の治療での
「ステロイド大量投与」の副作用として
おきる事があります。

 

腎臓病の中でも、
・原発性ネフローゼ症候群
・IgA腎症

 

・急速進行性糸球体腎炎
・全身性エリテマトーデスによるループス腎炎
・尿細管・間質性腎炎
などに適応されます。

 

ステロイドによる副作用は、
しゃっくりだけではありません。

 

他にも
・易感染性
・骨粗しょう症

 

・糖尿病
・消化性腫瘍
・血栓症

 

・精神症状
・ムーンフェイス、中心性肥満
・動脈硬化、高脂血症

 

・高血圧、むくみ
・白内障
・緑内障

 

・副腎不全
・ステロイド座そう
・大たい骨頭壊死
などが見られる場合もあります。

 

・・・いかがでしたか?
このように、しゃっくりと腎臓病は
密接な関係があるのです。

 

もししゃっくりが長時間止まらない場合には、
速やかに病院を受診するようにしましょうね。

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